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2022 展示圃場観察日記(2)

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〈4月20日〉  ここ数日でようやく完全に雪が解けて、展示圃場の地面が現れました。  こうなるとあとは早い!  アルファルファやペレニアルライグラスが芽吹き出しました。 アルファルファ ペレニアルライグラス 〈4月22日〉  やはり昨年同様に、この時期は裸地が気になります。  そこで今年も追播しますが、種が古いせいか発芽率がかなり低下しているようです。ダメ元で、アルファルファ ケレスを大きめの裸地3カ所に‟手作業作溝法”で実施。春肥は‟できるだけ早く”ということで、今期は〈8-8-8〉を施用。肥料焼けしない程度に適量播きました。  4月20日と同じ位置の写真。2日分の成長具合を見て。 アルファルファ ペレニアルライグラス

2022 展示圃場観察日記(1)

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  札幌市東区苗穂にある 雪印メグミルク㈱「酪農と乳の歴史館」前にある『アルファルファ“ケレス”』展示圃場にも春がやってきました。  今年の冬は雪が多く、雪が解けて展示圃場の地面が現れるまで、昨年より半月も遅くなりました。  これから良い季節。今年も“ケレス”は飼料作物でありながら可憐な花を咲かせることでしょう。今年こそコロナ自粛が緩和され、 「酪農と乳の歴史館」に来館されるお客様にご覧に入れられることを切に願っています。 〈4月6日〉  今年の豪雪で、構内の除雪溜まりは例年以上の雪の山となりました。通路間際の展示圃場(杭で囲われた部分)もまだこのような有様。 昨年に比べて概ね2週間は遅い感じ  昨年は3月末に融雪は完了していて、アルファルファや赤クローバー、ペレニアルライグラスの越冬株がすでに芽吹いていました(昨年は平年比でもかなり早かった)。  それにしても、この冬の札幌の雪はひどかった。10年に一度あるかないかの大雪だったそうです。  参考までに、気象庁の公表データで今年と昨年の札幌の積雪深を比較してみました。12月中旬までに全く積雪は無かったのですが、12月17日に一日で50㎝も積もってからずっと平年を上回って、グラフからも今年の積雪がどれだけ多かったのかが分かります。昨年は逆に小雪でした。 出典:気象庁「過去の気象データ」  https://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/obsdl/  を基に作図

2021 展示圃場観察日記(10)

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8 月になりました。相変わらず暑い日が続いています。 7 月 29 日にパラっと降った以外 8 月 3 日までまとまった雨は無し。 4 日にようやく少し(日間降水量 7.5 ㎜)降りました。 < 8 月 5 日> 8/3 ・ 4 と在宅勤務でしたが、昨日のいくらかの降雨で水の心配は無し。 アルファルファの総量も一段と増え、紫や藤色の花も増してきました。草丈も 70 ㎝程。 優勢 なアルファルファの陰で赤クローバもしっかりと、 心配していたペレニアスライグラスもようやく伸びてきました。 < 8 月 10 日> 昨日から今日にかけ、待望のまとまった雨が降りました。 暑さは 8/6 をピーク(日平均気温今シーズン最高の 29.2 ℃/最高気温 35.0 ℃)に、 昨日から日も射さず今日は一気に冷え込み(日平均気温 16.7 ℃)、寒いくらいの陽気となりました。 雨水を背負ってアルファルファはしな垂れていますが、 久しぶりの雨に白や紫の花が瑞々しく緑に映えて見えました。 < 8 月 12 日> 久しぶりのまとまった雨から 2 日。大分草勢が戻ってきたように見えます。 周りの芝生にも緑が復活してきました。そろそろ刈取りを考えないと。 Ⅰ番草刈取りが 7 月 8 日だったので 8 月 17 日が 40 日目、盆明け早々に予定します。 < 8 月 17 日> 刈取り日の朝。アルファルファ・ケレスは花満開です。特に白い花が鮮やかです。 でも、現下コロナ体制ではお客様にご連頂くことはできません。 旺盛なアルファルファの陰にペレニアルライグラスも大分伸びました。 赤クローバ・アレスは晩生もあり?ようやく勢いが増してきたところ。 いずれにしても 今年のⅡ番生育期は旱魃の影響をモロに受けた 形となりました。 マメ科 アルファルファの一人勝ち の様相の展示圃場でした。 刈取りは手刈りで今回は2馬力(人力)。収量調査は前回同様坪刈りとせず、圃場全面積刈取りとしました。 刈取り時平均草丈: ①アルファルファ: 86.2 ㎝ ②赤クローバ: 39.2 ㎝ ③ペレニアルライグラス: 42.6 ㎝  でした。 Ⅰ 番草では  ビニール袋  2袋分 あったのですが、 今回は 1袋 弱でした。 結果は、全収量 4.1 ㎏/ 5.3 ㎡。計算すると  778 ㎏/ 10a  となりました。 Ⅰ番草の

2021 展示圃場観察日記(9)

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  7 月 5 ・ 6 ・ 7 日が 雨天のため 9 日に順延してⅠ番草刈取りを実施した雪印メグミルク苗穂ケレス展示圃場。 その後の様子はというと…。 雨が全然降らない! 札幌では  7/7 (日降水量 2.0 ㎜)の後なんと  8/4 (同 7.5 ㎜)迄  26 日間ほとんど雨が降らず 。 (記録を見ると 7/29 日降水量 0.5㎜ だが、雨が降った感がまるでない) 更に、晴天続きの夏真っ盛りとなり 7/16 以降  8 月 8 日迄   日平均気温 25 ℃ 超えが24日間連続 。 しかも  この期間ほぼ真夏日! 今年は道内各地で同様な旱魃・高温に見舞われ、特に道北・オホーツクを中心に深刻な影響が出ています。 上手く収穫できたⅠ番草と裏腹にⅡ番草が全く伸びない、順調だったトウモロコシも水不足で生長が止まり枯れだしているとのことで、今後の影響が心配です。 <7月15日> Ⅰ番草刈取り後 6 日後の圃場。刈取り直後からあまり変化していないのが判ります。 日中暑かったので少しゲンナリ。そこで昨年は一切やらなかった水撒きをすることに。 日中の暑さを避けて夕方に撒きました。 <7月16日> 今日も晴天で暑くなりそうなので、朝のうちに水撒きを。 昨日の水撒きもあってか少し元気を取り戻したようだが…。 水が貰えない周りの芝生は既に緑っ気を失ってきました。 <7月19日> 土日お休みをいただき2日おいての圃場は如何に? ここ数日も好天続きで 7/16 から連続真夏日。 地面はポクポクに乾いていますが、流石アルファルファは頑張ってそれなりに伸びてきました。 しかし、ペレ二アルライグラスは刈取り後から変化が無く再生が見られません。 因みに、本日の最高気温は 35 ℃!でした。 <7月21日> ここ数日の水撒きの成果?で、好天を味方にしてアルファルファ・ケレスは順調そうです。 赤クローバ・アレスも着実に生育しています。 それにしてもペレニアルライグラスは大丈夫でしょうか? 黄色い株がそのまま姿を変えずに目立ってきました。 < 7 月 26 日> 連日暑い日が続いています。 アルファルファ・ ケレスが花を咲かせてきました。青紫の花は暑い中に涼感を感じます。 < 7 月 29 日> 昨日 7/28 は最高気温が35.1℃で今シーズン最高

2021 展示圃場観察日記(8)

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  刈取りと同時に、今年も収量調査を実施。 草ボウボウではコドラートでの坪刈りは出来ないので、全刈取り重と圃場面積で計算。 刈取り高に気をつけながら(概ね 10 ㎝)、鎌でガンガン刈っていきます。 結果は 2,183 ㎏/ 10a 。同じ刈遅れの昨年( 2,708 ㎏/ 10a )に比べ大幅な減収となりました。 前述のように、越冬株の若干の衰退と春先の追播の出芽が悪かったことによるようです。 ペレとは違う一団の根を調べました。 出穂期の穂の形や葉舌・葉耳の状況からシバムギ説も浮上しましたが、株化して地下茎が無いことから否定、前述のフェストロ説が肯定されました。 刈取り後はやはり裸地が目立ちます。 2 日後の 7 月 14 日に Ⅱ 番追肥( BB550 ( 5-15-20-5 ))を実施しました。 Ⅱ 番草は概ね 40 日後ですからお盆明け位ですが、様子を見ながら刈遅れないように行いたいと思います。 次回に続く・・・・・

2021 展示圃場観察日記(7)

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  7月になりました。ケレスの花は先週辺りが見頃のピークでした。 < 7 月 2 日>  晩生アカクロのアレスも一斉に開花。 < 7 月 5 日>   もうⅠ番の刈取りをしなければ・・・。昨年は 7 月 6 日でしたので、丁度在宅勤務の合間?となる今日(7月5日)を予定にしていましたが…、生憎朝から雨!で雨天順延。        強めの雨に当たって倒伏しています。            刈取りは次回出勤日の7月 9 日に順延としました。 < 7 月9日> そしていよいよ、7月9日ケレス展示圃場のⅠ番草の刈取り日となりました。    例年 6 月下旬の刈取りとなる苗穂展示圃のケレスⅠ番草ですが、昨年来コロナ禍で見学中止中の「酪農と乳の歴史館」にお客様をお迎え出来たら、アルファの青紫の花をご覧に入れたいとの思いから、昨年同様、満開を迎える迄刈取りを遅らせました。     しかし、それは叶わず、既にケレスの花も先週辺りの見頃も過ぎ、草丈も伸びて倒伏、同伴のペレ二アルライグラスも既に開花~結実したので、 5 日から雨天延期した本日に刈取りしました。   刈取直前の様子、花は未だ未だですが牧草的には既に刈遅れ! 終盤戦のアカクロアレスの追い上げ(生育)は著しく、草丈は優に1m超! 次回に続く・・・・・

2021 展示圃場観察日記(6)

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  今回は、ケレス開花の報告をした以降の変化を報告します。 < 6 月18日>   鮮やかな真紫の花と共にピンクと言うより純白に近い花も着きました。 ペレとは違う穂の一団。同僚と合議の末フェストロリウムに落着きました。 < 6 月 24 日>  紫と白の中間色=藤色の花も加わって…、 < 6 月 25 日>  満開までもう少し。ペレも出穂しきって、アカクロもようやく花盛り。 < 6 月 28 日>  そして満開!ここ数日好天の札幌では一昨日昨日の最高気温が 27 ~ 28 ℃となり、ケレスも一気に開花しました。多分この日が花盛りのピーク。 花壇もローズゲートも満開このとおり!一番佳い季節になりました。 コロナが無ければ「歴史館」来館のお客様にも楽しんで頂けるのですが…。 次回に続く・・・・・