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4月, 2015の投稿を表示しています

ペレニアルライグラスを移植

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今年も無事に定着を確認したケレスですが、生長に伴い株化が進み裸地が目立ち始めてきたため、隙間にペレニアルライグラスを移植しました。 (標本株は雪印種苗㈱北海道研究農場より提供して頂きました) ペレニアルライグラスは初期成育が優れているため、草地更新時の雑草との競合に強く、追播用として利用価値の高い草種です。  【写真】 移植作業の様子  【写真】 少し賑やかになった展示圃

ケレス展示圃の肥料撒き

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このところ肌寒い天候が続いている札幌ですが、今後気温上昇とともに迎えるスプリングフラッシュに備え、ケレス展示圃の肥料撒布を行いました。 これまで定期的に追播や苗の移植を重ねながら、利用8年目を迎えたケレス展示圃ですが、今年も立派に生長してくれることを願っています。  【写真】 しっかり定着したケレス(元気に育っています)   【写真】 化成肥料と過燐酸石灰を撒布しました

草地の越冬状況②(興部町)

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1/21に引き続き、オーチャードグラス(OG)主体草地の越冬状況を確認しました。 (平成27年2月19日) 積雪量は35~40cm、土壌温度は表面が0℃、地下5cmは0.3℃ 積雪の下層に枯れ草の色が移り黄色く変色。雪解けが平年よりも進んでいることを確認 OGの冬枯れによるダメージは特になし 【写真1】 秋に伸びていた栄養成長の葉は枯れているが、       新芽はしっかりしている   【写真2】 OGの新芽の状態(緑色)

酪総研「ケレス」展示圃(札幌)

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雪印メグミルク㈱酪農と乳の歴史館前に設置している「ケレス」展示圃が春を迎え、このたび新しい柵を設置しました。 約4ヶ月間の風雪に耐えた「ケレス」ですが、全体的に株化が進んだものの、順調な再生芽の生長を確認できています。 今年も実際の牧草地に見立てて、ペレニアルライグラスとの混播を行う予定です。 【写真1】 木製の柵で環境を整えました      【写真2】 一見、枯れているようですが・・・  【写真3】 よく見ると順調に新芽が育っています!

草地の越冬状況①(興部町)

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まだ一面雪景色の興部町ですが、ペレニアルライグラス(PR)主体草地を掘り起こし、越冬状況を確認しました。  (平成27年1月21日)   PRは株化すると凍害や雪腐れ菌核病に侵される心配がありますが、いざ掘り起こしてみると青々した植生を確認することができました。   【写真1】積雪量は地形によりバラツキがあるが約37cm程度     【写真2】青々した良好な生育を確認     【写真3】土は柔らかく、土壌凍結は見られなかった      (根は生育を停止している状態)