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6月, 2012の投稿を表示しています

府県山間草地のレポート

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6月28日、静岡県富士宮市にて、牧草地の植生調査を行いました。  Ⅰ番草の多くは、6月上旬~中旬にかけて収穫されており、現在はⅡ番草の再生中でした。  梅雨の真っ只中でしたが、雨にもあたらず富士山を仰ぐことができ幸運でした。  早春に鹿の食害を受け、周囲に電牧を張り、その回避に努め、効果をあげています(収穫適期を迎えています)。  簡易更新で、アルファルファ草地の造成にチャレンジ、富士山が見守っています。

Ⅰ番草収穫風景(大樹町)

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 今年は例年より1日遅れの6月19日が収穫始めとなりましたが、台風の名残の低気圧の影響でしばらく天気が崩れ、収穫作業が一時停滞していました。  しかし、6月25日からしばらく好天が続くということで、収穫作業が本格始動しました。  町内の至る所で収穫の風景が見られます(6月26日撮影)。  26日現在、収穫の進捗状況は約5割で、例年より2日程度遅れています。  大樹町日方地区 大樹町石坂地区

Ⅰ番草収穫風景(別海町)

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 例年6月20日頃を目処に始まるⅠ番草の収穫ですが、今年は降雨により5日程度遅れての開始となりました。  雪融けの遅れに加え、その後低温続きの気象条件は草の伸びにも影響したようで、収量的には若干少なめでありますが、結果的に作業が遅れたことで成育ステージ的には適期刈り取りとなったようで、品質的には期待できそうです。  絶好の晴天下、精力的に作業するトラクター(中西別地区 6月27日撮影)

なかしべつ工場「ケレス展示圃場」

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6月25日撮影 播種から5年目を迎え、草丈70~80cmと順調に生育しています。 6月19日に一部を刈り取りましたが、もう次の芽が顔を出しています。

札幌「ケレス展示圃場」

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 6月7日に収量調査を実施しました。  生育相は着蕾期(ちゃくらいき)で草丈は79.8cm、10a当たり2.1トンの収穫でした。    草丈1mに達するものもあり、蕾が見られます。    刈り取った後には、追播したケレスが姿を現しました。

岩手県奥中山のアルファルファ混播草地

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6月5日、岩手県奥中山で、オーチャードグラス主体、アルファルファ混播草地の植生・坪刈調査を実施しました。 利用3年目の安定した草地です。 オーチャードグラス「バッカス」は出穂初期、リードカナリーグラスは穂ばらみ期でした。 天気をみて、そろそろ収穫を始めたいとのこと。 アルファルファが3割程度を占めており、栄養分に優れたラップ乾草の収穫が期待されます。 反収は生草で2.3トンでした。