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9月, 2016の投稿を表示しています

サイレージ用トウモロコシ被害状況(苗穂展示圃)

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 先週の9/16に、サイレージ用トウモロコシ2本だけを残して収穫したケレス展示圃ですが、休日明けに確認したところ、何者かに子実が食いちぎられていました。大きい方はどこにも見当たらず、小さい方は芯だけ残されており、恐らく、カラスやキツネなどの獣の仕業だと思いますが、とても残念でなりません。    今年は立て続けに台風が襲来し、全国各地で様々な被害に見舞われましたが、手塩にかけて育ててきた農作物が収穫を目の前にして自然災害や、鳥獣害、病害などによって失われる辛さを、今回身にしみて感じました。 【写真1】 本来はこのような姿でした(9/16撮影)     【写真2】 食いちぎられた子実(9/20撮影)

トウモロコシ収量調査(苫小牧)

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 今年の北海道は台風が立て続けに襲来し、その影響から多くの自然災害が発生しており、自給粗飼料の生育への影響も懸念されるところです。  そのような状況のなか、9月7日(水)に日本酪農青年研究連盟とまこまい地方連は「トウモロコシ収量調査」を実施しました。  計7圃場の調査をしたところ、その反収は4,299㎏。過去5年間の平均反収(6,295㎏)に対し86.3%という残念な結果となりました(ちなみに昨年の平均反収は6,765㎏でした)。  今回巡回した圃場のなかには、台風による影響から茎折れが散見される圃場や、傾斜地の圃場を流れた雨水の跡が深い溝になっている圃場もあり、今後の酪農経営への影響が心配されます。 【写真1】 坪刈り作業風景(9/7撮影) 【写真2】 収穫したトウモロコシを計量(9/7撮影) 【写真3】 計測作業の様子(9/7撮影)

ケレス展示圃Ⅲ番草収穫(9月16日)

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 幾度も台風や低気圧に耐え忍んできた苗穂展示圃のケレスですが、残念ながら倒伏してしまったため、サイレージ用トウモロコシだけを残して収穫することにしました。  またいつもの通り坪刈りを実施しましたが、今回は思いのほか少なく、反当たり収量に換算すると約0.9tという結果となりました。  〔9/16現在草丈〕   ・アルファルファ(ケレス)   85~110㎝  ・ペレニアルライグラス    50~62㎝  ・サイレージ用トウモロコシ 142~183㎝    【写真1】 倒伏したケレス(9/16撮影) 【写真2】 坪刈りの様子(9/16撮影) 【写真3】 綺麗に刈り取られた展示圃(9/16撮影) 【写真4】 約28㎝程度に実った子実(9/16撮影) 【写真5】 しっかりと張った支柱根(9/16撮影)

実証圃場デントコーン生育確認(富士宮市)

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 7月にもお邪魔した、富士宮の関内牧場、伊藤牧場にその後のデントコーンの成長具合を確認しに行ってきました。 【写真1】 関内牧場のデントコーン(9/7撮影)    115日タイプです。今年は台風被害が多いと聞きますが、ここ富士宮では今のところ被害は無く、順調に成長しています。今月下旬に収穫予定です。   【写真2】 伊藤牧場のデントコーン(9/7撮影)  同じく115日タイプです。関内牧場に比べて若干色が濃いように感じました。こちらも今月末に収穫予定です。伊藤さんはデントコーンの栽培を今年から始めており、収穫を大変楽しみにしていました。

ケレス展示圃の状況(9月5日)

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     北海道は例年9月に入ると一気に涼しくなりますが、今年はまだ気温の高い日が続いており、牧草たちも残暑を楽しんでいるようです。  ただ、サイレージ用トウモロコシの丈は前回調査より少し伸びた程度で、残念ながらこれ以上の伸びはあまり期待できそうにありません。 【9/5現在草丈】  ・アルファルファ(ケレス) 85~105㎝ ・ペレニアルライグラス  44~57㎝ ・サイレージ用トウモロコシ 141~183㎝(9~10葉期) 【写真1】 前回調査から1週間後の展示圃(9/5撮影) 【写真2】 子実は28㎝程度に成長しました(9/5撮影) 【写真3】 小さい方でも24㎝位あります(9/5撮影) 【写真4】 ケレスの花も綺麗です(9/5撮影)