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7月, 2013の投稿を表示しています

九州の新築牛舎2

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  九州南部(宮崎県)の新築牛舎を紹介します。  法人経営で乳牛260頭(経産牛178頭)を飼育する都城市の牧場。  今年新たにフリーバーン牛舎(牛の居住スペース12m×60m)を新築しました。  壁のない開放型で、暑熱対策として扇風機を30台設置しています。  猛暑日が続く最近はフル回転だそうです。 7月上旬撮影

暑熱期におけるET技術の活用

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 暑熱期のヒートダメージは産乳だけでなく繁殖にも悪影響を及ぼします。  平成22年度の猛暑では夏以降の受胎率が極端に低下、受胎に向けた苦労だけでなく、分娩遅れから次年度以降の生乳生産に狂いが生じ、その影響に悩まされたことも記憶に新しいと思います。  宮崎経済連様の酪農機関紙「酪農宮崎」に掲載された繁殖に関る暑熱対策の記事を紹介いたします。 『暑熱対策における乳牛へのET技術(受精卵移植)の活用について』 全農福岡畜産生産事業所推進課 小西正人 酪農宮崎 第497号 2013年4月  繁殖面のコンディションはETの場合も同様に厳しい時期ではありますが、発情同期化による適期移植と通常の人工授精の場合の高体温による精子生存性低下のファクターが無い分、受胎率は高くなるようです。

一瞬の夏を乗り切る!!

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 今年のオホーツクは春先より低温に悩まされ、牧草の生育はなかなか進みませんでした。  しかし、近年の夏は府県と変わらない暑さとなります。  一瞬の夏をいかに乗り越えるかが、「飼養牛の一年を決める」、と言っても過言ではありません。  興部町I牧場の手作り暑熱対策です。  当日は30℃近くまで気温が上昇。 ミスト稼動にて牛舎内は冷涼(7月2日撮影) 天井に散霧ノズルを取り付け、 扇風機によって牛舎内へ拡散 家庭用高圧洗浄機を活用、設置コストを軽減  1回15分稼動、温度の変化を見ながら運用。 牛たちは快適!!

Ⅱ番草、生育順調

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1週間前にⅠ番草の収穫を終えた興部町の圃場です(6月24日)。 天候に恵まれ、Ⅱ番草の生育は良好です。 右チモシーは新しい芽がしっかり伸長、左オーチャード。 昨冬のフロストシーディングの効果あり(6月24日撮影)。 春のシードマチックもじわじわ来たぁ~(6月24日撮影) 7月に入り施肥を実施、とても重要な作業です。(7月3日撮影)。

Ⅰ番草の収穫(大樹町)

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 6月上旬からスタートした十勝大樹町でのⅠ番草の収穫は、途中天候に恵まれない日が続きましたが、ようやく終盤を迎えています。 ハーベスターフル稼働 最初の草を投入 ショベル2台での踏圧作業 迫力ある作業 スタックサイロ作り キツネが現われました

ケレスのⅠ番草を刈り取りました(苗穂展示圃場)

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 お客様に満開の花を見ていただくために刈り取りが遅れていましたが、本日、Ⅰ番草の刈り取りを行いました(7月1日)。  柵からはみ出すほど、りっぱに生育しました。  栄養たっぷりの収穫物は、ウサギやハムスターの餌になります。今年からペレニアルライグラスも入っているので、さらにおいしくなりました。