2022 展示圃場観察日記(17)
〈8月5日〉
札幌は7月下旬後半から盛夏の候、真夏の陽気となりました。
今週は8/1(月)から8/2(火)にかけて荒れた天気で、結構な風雨となりました。そして本日は晴天ですが風があって過ごしやすい。
暫く業務の都合で…(否、暑くてその気になれず…)、2番草の刈取りが伸びていまして、1番刈取りは6/27だったので本日で39日目。丁度良いか?ということで午前中涼しい内に刈取りすることにしました。
いつもの位置から観た今朝の様子。ケレスの花はまだまだ一杯ですが見頃は過ぎて花も散り加減。
アルファルファの草丈は80~90㎝台。ペレニアルライグラスは出穂茎が殆どないので姿が見えません。それと今シーズンは赤クローバがなかなか開花しません。今日も蕾を一つだけ確認。
さて、1番草刈取り後に移植した苗はどうなったでしょうか?
右側下に赤クローバの株が何とか判りますが(赤色の囲み部分)、周りの既存株に埋もれてしまいよく判らなくなってしまいました。
そして2番草刈取りです。
いつものように手刈りで5.3㎡の圃場を全部刈り取って全生草重量を図ります。鎌研ぎをさぼっていたので、切れない鎌で四苦八苦…。
今回刈り取った2番草の総重量は7.50㎏。計算上、反収は1,418kg/10aと昨年の倍近い収量となりました。
昨年は盆明けの8月17日に刈りましたが778㎏/10aと少な目でした。何と言っても、昨年は2番草生育期に当たる6月末から7月末までのほぼ1カ月間雨が降らずの大干ばつでした。
刈取り後は、1番草刈取り後の時と同様に、あらかじめ育苗しておいたアルファルファ 「ケレス」の苗を、目立った裸地に移植しました(黄色の囲み部分)。
既存株が頭上を遮る前に定着できるか?
最後に追肥。春・1番草収穫後と同じ<8・8・8>を適量振って、久しぶりに水撒きを行い本日の作業は完了です。