2022 展示圃場観察日記(9)

 〈6月7日〉

 6月に入り、梅雨のない札幌は陽気も初夏のような…、といきたい時期ですが、

前回5月25日から約2週間・13日目の展示圃場は、それでも尚一層緑が充実してきました。

 アルファルファケレスの草丈も最も高いのは90cmに達しています。ペレ二アルライグラスの出穂茎が70cm、赤クローバー40cmといったところ。

 ですが、昨年6月10日は、ペレニアルライグラスの出穂茎が90cm、アルファルファ・赤クローバーは70~80cmでした。5月27日に雨が降った後、降水量が少なく曇天冷涼な日が続き、やや旱魃気味?その中で、昨年に比べてアルファルファが頑張っていますが、昨年は今頃もう着蕾していました。昨年はペレニアルライグラスも出穂始めでした。

 昨年もそうでしたが、昨年もそうでしたが、今年も一株だけあるフェストロリウムだけが昨年より背が低いのに出穂しています。

以前の写真と比べて観て下さい。



 やはり春先の生育はペレニアルライグラスが勝っていましたが、5月中旬からアルファルファが旺盛です。

 ところで5月中頃からこの時期になると、札幌の道端には野生種(野生化した?)赤クローバー=アカツメクサが綺麗なピンクの花を咲かせていますが、我が展示圃のアレスは晩生なので着蕾もしていません。


 今朝の会社正門前の駐車場の赤クローバーです。こういうところに生えると「雑草」ですね。ギシギシが共生(競合)しています。


 ウチの箱入り娘は文字通りオクテです。だからチモシーやオーチャードとも相性が良いんですね。




このブログの人気の投稿

2023年8月のTHI推移(北海道)

2023年10月のTHI推移

2023年Ⅰ番草収穫始まる