2021 展示圃場観察日記(8)
刈取りと同時に、今年も収量調査を実施。
草ボウボウではコドラートでの坪刈りは出来ないので、全刈取り重と圃場面積で計算。
刈取り高に気をつけながら(概ね10㎝)、鎌でガンガン刈っていきます。
結果は2,183㎏/10a。同じ刈遅れの昨年(2,708㎏/10a)に比べ大幅な減収となりました。
前述のように、越冬株の若干の衰退と春先の追播の出芽が悪かったことによるようです。
ペレとは違う一団の根を調べました。
出穂期の穂の形や葉舌・葉耳の状況からシバムギ説も浮上しましたが、株化して地下茎が無いことから否定、前述のフェストロ説が肯定されました。
刈取り後はやはり裸地が目立ちます。
2日後の7月14日にⅡ番追肥(BB550(5-15-20-5))を実施しました。
Ⅱ番草は概ね40日後ですからお盆明け位ですが、様子を見ながら刈遅れないように行いたいと思います。