ケレス展示圃 2020年観察日記 その7(Ⅰ番草刈取り)

7月6日(月)「ケレス展示圃」のⅠ番草の刈取りを行いました。

例年は6月下旬に刈取りを実施していましたが、コロナウイルス感染症対応のため「酪農と乳の歴史館」が休館中でしたので、いずれお客様をお迎えしアルファルファの青紫の花を見ていただくことができるよう、刈取り時期を遅らせていました。

しかし7月になってもそれは叶わず、アルファルファの草丈が伸びすぎて倒伏、花の見ごろも過ぎてしまい、ペレニアルライグラスも既に開花~結実してしまったので、天候不順の晴れ間をついて刈取り決行。

例年から見ると、かなり刈遅れ?

倒伏による地際の蒸れはほとんど無いものの、草丈1mを超えるアルファルファや、春に追播したアカクローバーの茎は軸太で割り箸のようでした。

アルファルファの茎が絡んでいる

今年も収量調査を実施。
坪刈りではなく、刈り取った草重量と圃場面積で計算しました。
結果は、2,708kg/10a。
例年は2,300~2,400kg/10aなので、刈遅れた分、大幅な収量アップとなりました(笑)

刈取りは10分程度で終了

裸地が目立つ…

収穫から2日後の7月8日(水)に追肥を実施しました。

Ⅱ番草刈取りは、概ね40日後のお盆明け頃の予定ですが、様子を見ながら刈遅れにならないように行いたいと思います。

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