実証圃場の2番草収量調査と飼料用トウモロコシの生育状況

7月16日(木) 酪農総合研究所が調査をしているオーチャードグラス主体圃場の2番草収量調査を行いました。

オーチャードグラス、ペレニアルライグラス、
白クローバー、赤クローバー等が主体の草地。
雑草や裸地が少なく非常に良い状態で維持されています。

昨年追播した赤クローバーが元気
 
  結果(平均生収量)は、1,494kg/10a(前年比107.2%、前年調査は7/12)でした。
 平均草丈は、オーチャードグラス93.2cm(前年78.3㎝、+14.9㎝)、ペレニアルライグラス56.1cm(前年39.6㎝、+16.5㎝)でした。 

 6月3日に行った1番草の収量調査では、春先の干ばつの影響により
   1,526kg/10a (前年比84.1%、前年調査6/3)と前年より少ない収量でしたが、このところの好天により生育が進んだようです。

 地域の作況調査と比較しても圃場の状態は良さそうです。
 1番草の収量不足を少し挽回できそうです。
 20日から収穫予定とのことなので、良質なサイレージとなるよう期待しています。


 追加で、飼料用トウモロコシの生育状況を確認しました。

 この地域の作況調査結果とほぼ同様で、地域の平均並に生育しているようです。


マルチ栽培
草丈2mを超えている

露地栽培
草丈1.2~1.3m程度

 順調に育ってほしいものです。10月初め頃には収穫です。

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