ケレス展示圃場の状況

札幌市東区苗穂にあるアルファルファ・ケレスの展示圃の今日(7/4)の様子です。
完全に倒伏してしまっています

















例年なら開花期となる6月下旬に収穫(昨年は6/27、一昨年は6/23)するのですが、今年は悪天続きで収穫のタイミングを逃し、このような状態になってしまいました。
この状況が続けば、蒸れの影響等により今後の成育も心配される状況です。

雨露の中に咲くケレスの花



















今年6月、札幌市は降雨が続き月間降水量は3倍に達したと言います。
札幌管区気象台による石狩管内各地の降水量は以下のとおり。
・支笏湖畔   222.0ミリ(平年比1.9倍)
・千歳市    174.5ミリ(平年比2.1倍)
・恵庭市島松  170.0ミリ(平年比2.7倍)
・札幌市中央区 141.5ミリ(平年比3.0倍)
・江別市    134.0ミリ(平年比1.9倍)
・新篠津村   113.5ミリ(平年比2.1倍)
・石狩市    109.5ミリ(平年比2.3倍)

この状況は石狩管内に留まらず、北海道内各地で同様の傾向がみられるといいます。
また直近では北海道に停滞している前線の影響により、上川、空知、石狩管内を中心に猛烈な雨が降り、河川の氾濫や浸水、土砂崩れが発生しています。

これら悪天による農作物への被害が少しでも少ないことを願いたいものです。

このブログの人気の投稿

2023年8月のTHI推移(北海道)

2023年10月のTHI推移

2023年Ⅰ番草収穫始まる