今冬に見る釧路地方の牧草地の様子

この写真は、先週、釧路地方の牧草地で撮影したものです。
牧草地の白色やグレーに見える場所は水溜りが凍ってできたアイスシートです。





また、積雪もほとんど無く、トラクターの轍がはっきり見えるような牧草地がほとんどです。

このように、この冬の道東地方は積雪が少ない状況となっています。

気象庁のホームページで道東の各地域の積雪深を調べてみると、
釧路地方・川湯=26㎝(平年比46%)
釧路地方・阿寒湖畔=34㎝(平年比47%)
釧路地方・鶴居=7㎝(平年比22%)
釧路地方・太田=14㎝(平年比52%)
釧路地方・白糠=5㎝(平年比20%)
根室地方・別海=23㎝(平年比79%)
根室地方・厚床=17㎝(平年比74%)
となっていました(2018年1月22日13時現在)。

寒冷地での積雪の少なさは土壌凍結により牧草にダメージを与え、またアイスシートも冬枯れや裸地の原因になります。

この冬の道東地方の積雪の少なさをみると、春先の牧草地への影響が懸念されます。

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