カーフウォーマー使用レポート(興部町)

 平成28年度からホクレンが実施している「ホクレン酪農生産基盤強化対策事業」を利用してヒーター付き子牛加温装置(カーフウォーマー)を導入した酪農家の使用状況を見学してきたのでレポートします。


平成28年11月に購入、FRPウチヤマ製(帯広、移動用カート付き)約10万円

カーフウォーマーのセラミックヒーターをオンにして準備
分娩後の子牛を乾草で拭く

カーフウォーマー内部、子牛の腹部から暖める構造

直ちに子牛を入れる

通気口から中の暖かさを感じる

赤外線ヒーター付きハッチに移動

 子牛はカーフウォーマーにほぼ半日入れ、体が乾いたらカーフハッチへ移す。

 畜主が語るカーフウォーマーの効果は下記のとおり
  ① 子牛をハッチに移した際、震えなくなった
     (寒さで体温が奪われることが無くなった)
  ② ハッチに移してから初乳の“飲み”がよくなった

  ※ 下痢等への効果については今後確認していく

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