稲WCSの発育状況(千葉県香取市)
先日、千葉県香取市の水田地帯で、様々な品種の稲ホールクロップサイレージ(WCS)の生育状況を視察する機会がありましたので、ご報告します。
このあたりは県内でも大規模な水田地帯です。
水平線まで見事な水田が続きます。

今回の視察で、稲WCSが益々盛んになって来ている事が実感できました。
専用品種の改良も盛んで、都府県においては今後さらに作付け面積が増えていくのではと実感することができました。
このあたりは県内でも大規模な水田地帯です。
水平線まで見事な水田が続きます。
【写真①】 香取市の田園風景(8/4撮影)
今では稲WCSの代表とも言える「たちすずか」。
極晩生の為、まだまだ生長途中です。
【写真②】 極晩生品種の「たちすずか」(8/4撮影)
「リーフスター」は「たちすずか」同様、茎葉の割合が高く、酪農家からも引き合いの強い専用品種です。
輸入チモシーの代替品として給与している方々も多いそうです。
この品種も極晩生の為、生長はこれからです。

【写真③】 極晩生品種の「リーフスター」(8/4撮影)
「たちすがた」も中生で、やはり茎葉の割合が高いWCS専用品種です。
生長も進み収穫が楽しみです。
【写真④】 中生品種の「たちすがた」(8/4撮影)
「たちあやか」は中生の早で、「たちすずか」と比較して出穂期が約2週間早い品種です。
その為、今回視察した中では生長が最も進んでいました。
【写真⑤】 中生品種の「たちあやか」(8/4撮影)
【写真⑥】 「たちあやか」の穂(8/4撮影)
専用品種の改良も盛んで、都府県においては今後さらに作付け面積が増えていくのではと実感することができました。