牧草および雑草標本のコレクション①

 酪総研札幌駐在では経営実証農家および実証圃場事業を実施し、フィールドに出て、実際に植生調査を実施する機会が数多くあります。

 しかし、牧草を専門としていない筆者は、形態が似ている草種の区別が良く分らない場合が多いので、毎日観察してその特徴を目に焼き付けるのを目的として、代表的な牧草および雑草を採取してきて、事務所で栽培することにいたしました。
 ここでの雑草の定義は、牧草地の持ち主が許可していないのに生えてきた草種とします。

 採取してきた標本を紹介させていただきます。

 
 

            

















写真1(7/3撮影)
左から
チモシー(本年5月7日播種個体):7/2採取、7/3移植(興部I牧場)
チモシー(Ⅰ番草刈取後の個体) :6/23採取、6/24移植(同上)
リードカナリーグラス        :6/23採取、6/24移植(同上)
レッドトップ                     :6/23採取、6/24移植(同上)
ケンタッキーブルーグラス             :6/17採取・移植(札幌酪総研展示圃場)
ペレニアルライグラス                    :6/17採取・移植(同上)
メドウフェスク                                 :6/23採取、6/24移植(興部I牧場)
イタリアンライグラス                      :6/24播種(同上)
シバムギ                                        :6/23採取、6/24移植(同上)
コシカギク                                      :7/2採取、7/3移植(同上)

サンプル採取は、興部町のI牧場さんの全面的なご協力で実施いたしました。この場をお借りして、あらためて御礼申し上げます。


 

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