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ケレス展示圃の肥料散布(4月14日)

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   本格的な春の陽気はもう少し先ですが、これから迎えるスプリングフラッシュに備えて肥料散布を行ないました。  今年で利用9年目を迎えたこの展示圃は、これまで追播や移植をしながら管理してきましたが、年々ケレスの株化が進み、裸地の拡大が気になるところです。  ただ、越冬後に心配されていた雪腐れ等の被害は特に無く、順調な回復が見られるため、引き続き経過を観察したいと思います。    〔4/14現在草丈〕   ・アルファルファ(ケレス) 3.5~5㎝   ・ペレニアルライグラス 15~21㎝        【写真1】 リン酸肥料と苦土石灰を散布(4/14撮影)   【写真2】 順調な生育が見られるケレス(4/14撮影)   【写真3】 ペレも小ぶりですが順調に育っています(4/14撮影)

ケレス展示圃の状況(4月4日)

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 最高気温が10℃を超える日も次第に多くなり、春の陽射しとともにケレス展示圃の状態もだいぶ回復してきたため、冬季間取り外していた木製の柵を設置し直しました。  見た目は先週に比べて大きな変化はありませんが、顔を近づけると少しずつ生長している様子が見られます。  まだ安心はできませんが、しばらく様子を見たいと思います。  〔4/4現在草丈〕   ・アルファルファ(ケレス) 2~4㎝   ・ペレニアルライグラス 8~15㎝      【写真1】 ようやく展示圃らしくなりました(4/4撮影)     【写真2】 一見何も無いようですが・・・(4/4撮影)   【写真3】 所々ケレスの再生芽が顔を覗かせています(4/4撮影)   【写真4】 ペレの株はかなり減りましたが、          残った個体は元気に育っています(4/4撮影)

春のケレス展示圃(3月28日)

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 今年は3月中旬以降、順調に雪解けが進み、酪農と乳の歴史館前の「ケレス」展示圃も、春の芽吹きを感じられるようになりました。  毎年、この時期は降雪によるダメージが心配されるところですが、目を凝らすと所々僅かに緑色の新芽が見られ、ほっと肩を撫で下ろしました。  しかし、ケレスは株化が進み、またペレニアルライグラスも競合により個体数が大幅に減少しているため、今後追播や株の移植等を検討したいと思います。  【3/28現在草丈】   ・アルファルファ(ケレス) 1~3㎝   ・ペレニアルライグラス 8~14㎝   【写真1】 雪解け後の展示圃の様子(3月28日撮影)                   【写真2】 よく見るとケレスの再生芽が確認できます。(3月28日撮影)      【写真3】 僅かに残ったペレニアルライグラス。(3月28日撮影)

ケレス展示圃Ⅲ番草収穫作業(8月21日)

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前回の収穫から約1ヶ月が経過し、1メートル前後に生育した苗穂展示圃のⅢ番草です。 そろそろ雨や風の影響を受け、少しずつ倒伏し始めてきたため、 思い切って収穫することにしました。 〔8/21現在草丈〕 ・アルファルファ(ケレス) 93~112㎝ ・ペレニアルライグラス  20~52㎝    〔写真〕 倒伏し始めたケレス(8/21撮影)          〔写真〕 咲き乱れる紫色の花(8/21撮影)    〔写真〕 再生を期待しながらの収穫(8/21撮影)  

ケレス展示圃の状況(8月7日)

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Ⅱ番草収穫から約2週間が経過した苗穂展示圃のケレスです。 草丈は約60~70㎝程度ですが、既に開花し始めました。 【8/7現在草丈】 ・アルファルファ(ケレス) 56~72㎝ ・ペレニアルライグラス 30~40㎝ 〔写真〕 Ⅱ番草収穫後も順調に生育(8/7撮影)      〔写真〕 綺麗に開花しています(8/7撮影)  

牧草および雑草標本のコレクション⑤シバムギ

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 シバムギは前に紹介したリードカナリーグラスとともに、北海道の牧草地に蔓延る雑草の代表格と言えます。姿はチモシーにそっくりで、遠目では判別がつかないのが難点です。地下茎で繁殖し、いつのまにかチモシーと入れ替わってしまっているということがあります。  また、草地更新時にディスク等で地下茎を切断すると、その刺激により発芽を開始すると言われています。  そこで、シバムギの地下茎を採取してきて、発芽試験をやってみました。   写真1は6月23日に採取した地下茎を1~5cmにカットして6月24日に栽培開始したものです。 写真1(6月24日撮影) 写真2は同様の地下茎を、可視可するためにガラスコップに移植したものです。   写真2(6月24日撮影)     写真3は写真3は約3週間後の状態ですが、変色し、腐ってきたような感じです。  写真3(7月14日撮影)      約1ヶ月栽培しましたが、発芽は確認されませんでした。    牧草の専門家に聞いたところ、地下茎を短くカットしすぎると発芽に必要な栄養分が不足するのではないかとのご意見でした。  そこで、今度は長めの地下茎で再挑戦してみました。  写真4は7月21日に採取し、翌日に移植したものです。  地下茎の長さは  上部 12cm  中央 18cm(容器にはいりきらないので、ループを作っています)  下部  9cm 写真4(7月22日撮影)      移植後 11日目の8月2日に発芽が確認され、8月4日に2本目、8月6日に3本目、8月12日に4本目が発芽し、本日(写真5)まで4本発芽しています。      室内栽培という大きな環境の違いがありますが、牧草地での傍若無人な振る舞いと比較すると、意外とおっとりとした繁殖振りです。  今後長期栽培して、地下茎の長さ、地下茎1本当たりの発芽本数をご報告したいと思います。  写真5(8月17日撮影) 

稲WCSの発育状況(千葉県香取市)

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先日、千葉県香取市の水田地帯で、様々な品種の稲ホールクロップサイレージ(WCS)の生育状況を視察する機会がありましたので、ご報告します。 このあたりは県内でも大規模な水田地帯です。 水平線まで見事な水田が続きます。 【写真①】 香取市の田園風景(8/4撮影)   今では稲WCSの代表とも言える「たちすずか」。 極晩生の為、まだまだ生長途中です。 【写真②】 極晩生品種の「たちすずか」(8/4撮影) 「リーフスター」は「たちすずか」同様、茎葉の割合が高く、酪農家からも引き合いの強い専用品種です。 輸入チモシーの代替品として給与している方々も多いそうです。 この品種も極晩生の為、生長はこれからです。 【写真③】 極晩生品種の「リーフスター」(8/4撮影)       「たちすがた」も中生で、やはり茎葉の割合が高いWCS専用品種です。 生長も進み収穫が楽しみです。  【写真④】 中生品種の「たちすがた」(8/4撮影)     「たちあやか」は中生の早で、「たちすずか」と比較して出穂期が約2週間早い品種です。 その為、今回視察した中では生長が最も進んでいました。 出穂も見られましたが、さすがWCS専用品種、穂はとても小さなものでした。 【写真⑤】 中生品種の「たちあやか」(8/4撮影)      【写真⑥】 「たちあやか」の穂(8/4撮影)        今回の視察で、稲WCSが益々盛んになって来ている事が実感できました。 専用品種の改良も盛んで、都府県においては今後さらに作付け面積が増えていくのではと実感することができました。